現在ver.5.2中で3話まで配信されている「破界篇」その登場人物謎に満ちたファビエルとメドナムこの二人の名前について少し考えてみました。
破界篇のネタバレが含まれてる可能性があります。
ファビエルさんはスペイン人?
護りの手の選定者であるファビエルさん
ファビエル<Javier>という名前はスペイン語圏の男性名で、ハビエル・ザビエル・シャビエル等々の呼び名に対応しています。
スペインのバスク地方にハビエル城(ザビエル城)というお城があり日本史の教科書にも登場するフランシスコ・デ・ザビエルの生まれたお城として有名だそうです。
ハビエル(ザビエル)はバスク語で「新しい家」を意味する言葉が訛り生まれた地名とのことなのでファビエルという名前に意味があるとしたら「破界篇」の舞台となっている偽レンダーシアが破壊されることを阻止し、住人たちにとって新しい家となれるのかがテーマとしてあるのかもしれません。
また、ハビエル城(ザビエル城)はアラゴン川を見下ろす丘の上に建築されています。
アラゴン…アーラゴン...アーゴン...ハーゴン…破魂…破魂の審判...なんて事も無理やりですがw
メドナムさんはイギリス人?
一方、滅びの手の選定者であるメドナムさん
メドナムという名前はメドメナム<Medmenham>・メドメンハムというイギリスの地名から来ていると思われます。
メドメナムは村ですが、かつて秘密結社が存在していたことで有名です。
その名はヘルファイヤークラブ(地獄の火クラブ)
この秘密結社は18世紀のイギリス貴族フランシス・ダッシュウッドがメドメナムの地で結成した「メドメンハムの僧侶」という会がのちにそう呼ばれたようです。
この会の内部現在では資料が焼却され正確な実態は不明なようですが、悪魔崇拝やオカルト儀式・飲酒・乱交がおこなわれていました。*1
この秘密結社には貴族・著名人・芸術家などが多く在籍し、ジョン・モンタギュー伯爵*2やベンジャミン・フランクリンなども会員であったといわれています。
世界を滅ぼすかを決める滅びの手の選定者メドナムが悪魔崇拝と関連したヘルファイヤークラブと関係した地名に由来した名前だとしたら面白いかもしれません。
最後に
世界を破滅に導く邪神の召喚を阻止するために戦うという展開は
なんとなく夢現篇と似ている気もしますが舞台が偽レンダーシアでクマリスや第3話の最後のあのシルエットも魔勇者の登場を予期させ今後も楽しみでしょうがありません。
ちなみにこれを書きながら 、メドナム、フランシス・ダッシュウッド、ってどこか聞き覚えがあるな~?と思っていたら昔見たアニメ「シュバリエ」に出てきた名前だったんですね。
当時は子供で意味が分からないしとにかく暗いアニメだとしか記憶になかったんですけどね。
ヘルファイヤークラブは大好きな映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」にも登場したりします。
ファーストジェネレーション面白かったですね~